OSNA法
当院では乳癌手術時の術中迅速センチネルリンパ節生検にOSNA(One Step Nucleic acid Amplification)を導入しました。
OSNA法は術中迅速センチネルリンパ節生検時に用いられる新しい分子生物学的リンパ節診断法です。OSNA法によってリンパ節中のサイトケラチン19mRNAを測定することにより、従来の病理組織学的検索より短時間で確実に転移の有無を判定することが可能となりました。
OSNA法は東京都では国立がん研究センター、癌研有明病院、聖路加国際病院など当院を含めて15施設でのみ運用されています。(日本全国では68施設が運用中です。)
当院ではOSNA法を導入することにより乳癌手術時の術中迅速センチネルリンパ節生検の判定を確実に行うことができ患者さんの大きなメリットになると考えております。