一般病棟：看護師長

聖ヶ丘病院3階病棟は、主に内科・外科の急性期・慢性期の治療を担う一般病棟です。
ご入院後に２階のホスピス病棟へ移られる方もいらっしゃいますが、３階病棟でも痛み等の症状緩和に努めています。
患者様を一番に考え、ひとりひとりが必要としている医療や看護を、最良な形で提供できるよう常に考え、話し合い、行動し、病棟全体で患者様の心に寄り添う事を大切にしています。患者様やご家族にスタッフが理解者・共感者だと、ご安心いただき信頼関係を構築していくことができるよう、傾聴を心掛けたコミュニケーションを行っています。また、入院療養生活は非日常的であることが多いため、少しでも季節感や日常生活を感じていただけるよう、節分・ひな祭り・桜祭り・お月見・クリスマス会などの季節のイベントを、病棟スタッフが中心となって開催しています。これらは、患者様やご家族との関わりが深まるだけでなく、１日でも早い回復や、快適な療養生活にも繋がっていると感じています。
こうした取り組みは、一般病棟では珍しく聖ヶ丘病院ならではの特性のひとつです。
聖ヶ丘病院に入院したい。入院して良かった。と思っていただけるような病棟運営をスタッフ一丸となって目指しています。

一般病棟：看護師

　入職してもうすぐ丸6年になります。病棟で働くのは若かりし頃から何十年ぶりで、医学の進歩によりかなりの浦島太郎状態でスタートしました。そんな私にここのスタッフは本当に優しく、先輩ナースには申し訳ないくらい幾度も質問していましたが、嫌な顔せず指導してくれました。そして患者さんも私の下手な採血に腕を貸してくれたり、私のほうが励まされたり…、目まぐるしい日々でしたが、若い頃には感じなかったやりがいと、何といっても楽しい毎日でした。6年たった今もそれは変わりないです。
　私が働く3階病棟は、大きな病院と違って診療科が分かれていないので、いろいろな疾患の患者さんがいます。戸惑う事もありますが、ひとりひとりの患者さんがどうしたらその人らしく入院生活を送れるか日々模索し、スタッフみんなで話し合いながら向き合っています。まだまだ患者さんやご家族の希望に添えない事や、どうにもならない時もあります。それでもみんなで何とかしようと考え続けています。そんな病棟が私は好きです。今は新型コロナウイルス感染対策により、聖ヶ丘病院の良さが感じにくい時もありますが、少しでも、患者さんとご家族の思いが満たされる看護を提供できるよう邁進してまいります。